暦年較正使用上の注意

暦年較正年代を使用する際は以下の点に注意する必要がある。

  1. calAD, calBC, calBP(AD1950年から遡った暦年数)を付す。
  2. 使用した暦年較正プログラムを明記する。
  3. 較正年代値は特定の暦年ではなく、特定の年代幅に含まれる確率の値である。
    土器付着炭化物の較正年代値を活用する際に、土器型式年代幅と勘違いして解釈される事例が時折みられるので注意を要する。
  4. 暦年較正データは、現状では不完全なものである。
    例えば、INTICAL98では、樹木年輪を用いた1年輪毎の測定はAD1955~1551。11850BP~AD1551は10年輪単位での測定。それ以前は、サンゴや海洋底の縞状堆積物を用いたデータが使用されるが、測定数は限られる。これらのプログラムはデータが拡充され、随時更新される。

暦年較正プログラムのリンク
各種プログラム: http://www.radiocarbon.org/Info/index.html