δ13C

13Cは炭素の1%を占めるが、光合成などの生化学反応によってその割合が変化する。
標準物質に対するずれを千分偏差(‰)で示した値がδ13Cである。
一般に、大気中二酸化炭素が-7、土壌中二酸化炭素・陸生植物が-25、貝殻が0、堆積性有機物や石油が-28に近い値を示す。
放射性炭素年代測定においては、δ13C補正を行うことでより正確な値が得られる。